日本国内における有名バイクメーカー7社
国内、海外でバイクを製造しているメーカーは、小規模なものも含めると以外に多く存在します。
ここでは、日本国内で一般的に広く知られているメーカーを厳選してご紹介したいと思います。
バイクを取り巻くルール
バイクを購入し、「いざ運転!」という時に警察に止められて・・・。こんな事にならないように、バイクを購入する前にバイクを取り巻くルールを把握しておく必要があります。
バイクに乗る目的と、ルールを見比べてバイク選びに問題がないように準備しておくと良いと思います。
バイク選び7つのステップ
「バイクが欲しい!」と思ったその時から実際に購入に至るまでには、バイクについて知ったり、考えたり、行動したりと色々なステップがあります。
ここでは、「何から手をつけていいのかさっぱりわからない」という方向けに、お奨めの順序を紹介したいと思います。
1.魅力を知る・・・魅力、楽しみ方、実用性
やはり何事も・・・「知る」ところから始まります。「知る」っていうのは、なにもバイクのウンチクの事じゃなくて、バイクの魅力であったり、楽しみ方、使い勝手を知って、もっとバイクを楽しもう!バイクライフをエンジョイさせよう!っていうことです。
実は、バイクの楽しみ方ってけっこう人によって違うんです。
バイクの「走り」を重視する人もいれば、カスタムするのが楽しいって人もいます。ファッションとしてバイクを楽しむ人もいるし、バイクが持つカルチャー的なものが好きだ!って人もいます。
2.ルールを知る
バイクを乗るにも色々とルールがありますので、まずはそれらを確認しておくとスムーズにバイクを選べると思います。自分の好みの他に、「決まりごと」からも、乗れるバイク、乗りたいバイクが変わってきますので、購入には欠かせない重要なポイントです。
運転免許と排気量
まず、バイクに乗るためには二輪免許が必要です。そして、二輪免許にも種類があり、乗れるバイクが違います。免許の種類についてはこのページ下の「5.免許をとる」で紹介します。
車検
自動車と同じで、バイクにも法的な検査が必要な種類があります。いわゆる「車検」です。
250ccを超えるバイクは、新車購入の場合の初回は3年後、以降は2年ごとに検査を受ける必要があります。250ccのバイクは車検が必要ありません。
ただし、軽自動車税や自賠責保険は250cc以下のバイクでも額は違えど必要な費用です。車検の有ることで必要になる費用は、実際のところそれほど大きな金額ではありません。少しでも車検にかかる費用を抑えたければ、ユーザー車検という手もありますし、2年に一回の頻度ですから、数年単位で考えると、バイクの部品交換や修理、ガソリン代などの方がよっぽど高額になると思いますので、無理に「車検が必要ないから250cc以下」というように決めつけてしまうことはないと思います。
高速走行
バイクの排気量によっては高速道路の通行が禁止されています。高速道路を走行できるのは126cc以上です。125ccのバイクまでは通行できません。
また、高速道路の二人乗りにも条件があり、「年齢20歳以上」かつ「大型自動二輪車免許又は普通自動二輪車免許を受けていた期間が通算3年以上」と定められています。
ツーリングなどで高速道路を使いたいとお考えなら、この点を押さえておく必要があります。
関連ページ:高速道路走行の補足
関連ページ:バイクのルールについて詳しく読む
3.調べる・絞り込む
バイクを取り巻くルールが理解できれば、それを踏まえて自分の好みに合うバイクを探しましょう!
メーカー
まず、バイクにも色々なメーカーが存在します。国内メーカーでは、カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハなどが有名です。
海外メーカーでは、ハーレーダビッドソン(アメリカ)、ドゥカティ(イタリア)、BMW(ドイツ)、アプリリアやモト・グッツィなどを傘下におくピアジオ(イタリア)など大手メーカーだけでも多数あります。
関連ページ:日本で有名なメーカー7社
全てのメーカーをあげるなら世界に相当な数のメーカーがあります。
Gooバイクでは国内で流通しているバイクをメーカー毎に分けて表示していますのでわかりやすいです。
タイプ
車体の形状や特徴によって、いくつかのタイプがあります。
バイクを使う目的や、好みによって理想のタイプは違ってきますが、どのタイプにも魅力があり、メリットもあればデメリットあります。
それらを知った上で楽しめるなら、後々「失敗した・・・」という状況にならないと思います。
タイプ別一覧はGooバイクの購入基礎知識のページから確認することができます。
排気量
現在市販されているバイクは、免許の種類に応じて段階的に排気量分けされているような状況です。
画像は「HONDA」のウェブサイト上で示されている排気量別の分類です。その他のメーカーからも、国産車であれば大凡このような分け方になっています。
50cc以下
原付免許で乗れるバイクです。
125cc以下
スクーターが多く、二輪免許が必要になりますが小型のバイクが好みの方には実用的です。
125cc越-250cc以下
公道で走行するには十分なスピードが出せます。特別な加速力や重量感よりも、取り回しを重視される方に丁度良いと思います。
250cc越-400cc以下
大きさ、重量感、加速などバランスがとれた排気量です。普通自動二輪免許も400cc以下のバイクまでと区分されています。
400cc越-750cc以下
ここからは大型自動二輪免許が必要です。大型バイクとしては比較的車体が小さな部類になると思います。
関連ページ:400ccの主要ラインアップ
750cc越
いわゆるビックバイクの域です。1000ccを超えるようなバイクも含め、あらゆる排気量が含まれます。
改造・カスタム
改造にも法的に認められる範囲と、認められないものがあります。バイクも機械ですから、修理やメンテナンスを行い、場合によっては純正部品が販売されていないなどのイレギュラーな状況もありえます。そんな時に、「部品がないからこのバイクはもう走行できません」という訳にはいきませんので、一定の要件を満たす部品や違法性のない部品へ交換したりすることは全てが違法改造とはならないような状況です。
法的な適合性に関しては、個人の責任にはなりますが、一般常識的に問題がない範囲で楽しむことはバイクの魅力の一つでもあります。
4.好みによって絞り込み、比較する
ここまでで、ある程度バイクに関してわかってきたと思いますので、ここから自分のバイクの使い方をイメージしたり、外せない条件を考えながらメーカーやタイプを絞り込んだり、目星となるバイクをピックアップしながら比較していくと良いと思います。
5.免許を取る
このサイトをご覧になっている方は、既に免許を取得されている方も多いと思いますし、そういった方は既にある程度欲しいバイクの目星がついている方もいるでしょうから、免許を取るタイミングは前後する方も多いと思います。
もし、まだ免許を取得しておらず、これから免許を取ろうとお考えの方は、上で説明したようなことを少しだけ調べてみてから、どの免許を取りに行くか決めるのも良いと、個人的には思っています。
免許取得には色々な方法があるので、どうやって免許を取得するか確認しましょう。
関連ページ:合宿免許特集
6.試す
運手免許が取得できれば、実際に走行してみることをお奨めします。
メーカーの直営店や、規模の大きなバイクショップなら試乗ができることもあります。メーカー主催の試乗会も開催されていますので、ネットやお店で調べてみて下さい。
実際に走行するという意味では、試乗よりもお奨めしたいのレンタルバイクです。というのも、少しの時間しか走行できない試乗ではわからない部分も多いからです。
実際にツーリングに使ってみて、色々な道を走ってみて、荷物を載せてみて・・・色々な使い道を試せるレンタルバイクなら、借りたバイクの特徴を十分堪能できると思います。
関連ページ:バイクの試乗・レンタルで特徴や魅力を知る
7.買う・・・購入方法、購入先を探す(オークション、雑誌、中古ショップなど)
遂に買いたいバイクが決まったら、次は「どこで」、「どうやって」買うかというのも重要なポイントです。
最もポピュラーな選び方はバイク情報媒体のGooバイクで、欲しいバイクを取り扱う最寄のショップを探して見積を取る方法だと思います。
近頃はバイクショップ以外にもインターネット上のオークションに代表される個人売買の仕組みもありますし、ネット上のショップもあります。
その代表は楽天バイク市場などですね。
自宅の近くに信頼できるお店があれば車体購入後のメンテナンスも安心ですが、基本的にはメンテナンスや整備は有料になりますので、お店で買わないとメンテナンスが受けれないのかというとそうではありません。
バイクの魅力を知る
「バイクに乗りたい!」と思ったのは何がきっかけでしたか?「ツーリングをしているバイカーを見て」とか、「お店に並んでいるバイクがカッコよくて!」とか人それぞれだと思います。
でも、実はバイクってもうちょっと奥深くて、色々な魅力や楽しみ方、便利な使い方なんかがあるんです。
初めてバイクを選ぶ人にとっては、どんなバイクを選べばいいのかとっても迷うと思います。高い買い物ですから、後々「失敗した・・・」ってことにならにように、バイクの楽しみ方を知っておくとバイク選びの視野が広がるかもしれません。